2014年1月9日木曜日

備忘録

【2013年】
2月 「範宙遊泳展 −幼女Xの人生で一番楽しい数時間−」
5月 「さよなら日本−瞑想のまま眠りたい−」
7月  カトリ企画UR 「紙風船文様」
8月 TACT/FEST「拡張演劇」参加 「おばけのおさしみ」
9月 ドキュントメントワークショップ
10月 ラジオ卓卓
11月 長旅
12月 山形県新庄市「演劇で架空の街をつくろう」

1月は幼女Xの執筆で気分的に荒れてた。荒れているから幼女Xが書けたのか、幼女Xを書くために荒れていたのか、といったら後者だと思う。荒れる、といっても物を投げたり髪をかきむしるとかそういうのじゃなくて、心の中が激しく波打ってた。それのせいで他人に対しての振る舞いも余裕がなかった。

3月と4月は生活習慣をどうにかしようと思って22時には寝ていた。サイクル的には、起床→仕事→マラソンor散歩→温泉or家の風呂→就寝 公園の散歩はとても有意義だった。自然に目を向けることの大事さを知った。これは今もだが、マラソンは決まったルートしか走らない。遠くの冒険よりも身近な習慣を望んだ。そうすると、身近な習慣の中に身近な冒険があることに気付く。冒険とは本質的にそういうことなのではないか。
1月2月よりはゆとりを持って過ごせた。だからたっぷり「さよなら日本」のアイデアを練ることができた。比較的豊かな時間を過ごせた。

6月は「紙風船文様」と「おばけのおさしみ」の稽古を並行してやっていた。やはり改めて思うのは、役者と作家演出は根本的に何かが違う。脳みその使い方が違う。その中で、演技力にしても立ち居振る舞いにしても、素晴らしい俳優に出会えることは、作家演出としての喜びだ。武谷さんと黒岩さんと一緒に作品が創れたのは大きい。プロデューサーのカトリさんに感謝。8月の大阪「おばけのおさしみ」はいろいろあったけど楽しかった。

9月ドキュントメントの参加者とは、ああいう機会でもない限り、出会えないだろう人が多かったと思う。というのは、単に、僕自身の性格上の、内向性が原因だ。誰か、新しい人と知り合うなんて、自分で無理矢理そういう環境をつくってしまうか他人に一発尻を叩かれるかでもしないとなかなか僕にはできない。で、それが(僕自身の内向性が)悪いことだとも思っていない。こういう風に、環境をつくっていけばいいのだから。参加者は、大きな経験を僕自身にもたらしてくれた。時たま脳に浮かぶ彼らの顔としばらく付き合っていきたい(僕の内向性がそれを楽しんでいる)。

10月ラジオ卓卓は作家演出家として、やっておいて本当によかったと思う。プロデューサーの徳永さんに感謝。創り手が的確なタイミングで自らの創作を言葉にする、発信する、ということは、これから(僕だけじゃなく、演劇にも芸術にも)重要視していきたい項目。言葉を持たない創り手、はそれだけでだいぶ損している。言葉の拙さを恐れてあえて言葉を持とうとしない人もいる。そういう人にはなりたくない。

11月は長旅してきた。千葉の電波の届かない山に籠っていろいろ考えてきた。考えるよりも行動する方が好きって人に比べて、僕は逆。考える方が全然好きだ。僕が考えるだけ考えるので、誰か代わりに動いてくれ。それが無理だから、仕方なく行動してる。って感じのタイプだ僕は。

12月は結婚した。まあ実は11月の旅はそれのことを少し考えたりもしていた。僕ははっきりしないのがあんまり好きじゃない。それはカタチとして、とか、手続き上、はっきりしないのが嫌いってことだ。僕はサウナと水風呂の行き来が好きだ。その中間の温い湯に浸かることが好きなわけじゃない。結婚なんてものは、2択。するか、しないか、しかない。だから「気持ちの中ではしている」とかそういうのうるせえって思ってしまう。ただの手続きだけど、ただの手続きでいいと思ってる。それで変わることがある。怖がったり身構えたりする必要なんて、全然ない。新庄のワークショップは楽しかった。こうしていろんな土地を訪れて、いろんな土地とそこに住む人々を好きになって東京に帰る。けっこうしっくりくる。今年はもっともっと地方で意義深い活動を、展開していければと思っている。